10月13日、常滑市にイギリスのテレビ局「チャンネル4」のキャスター ジョンスノーさんが、常滑市の市民運動の草分け的な存在である空港アクセス会の定例会の様子や、常滑市に今起きている市民運動の変化を取材にきました。                      場所:鬼崎公民館 午後7:00〜



これは、京都から東京に向けてイギリスの人気キャスターが行脚しつつ、日本人の心の意識に変化が起きていることを掘り下げて放映するための取材でした。

今、常滑市に起きつつある空港問題と市民意識、市民生活と議会、行政、空港のあり方について、イギリスから見た感想を以下のように述べられました。

「イギリスでは、アクセス道路にしてもバス代行にしても、市民合意がないままで行われていくことは考えられない。」
「大変な状況の中で、このような活動をされ、あなたはとても勇気のある方でね。」

それに対して、F さんは、
「わたしが勇気があるんではありません。ここにいるみなさんが勇気があり、支え合ってみんなでやっているんです。」
「わたしにはもう失うものはありません。だから、何も怖くない。」
「一部のお金を儲けたい人が儲けるのはいい。けれど、このような犠牲を出しつつ、関係ない人に対してこれ以上巻き込むことは許せない。」
と応えました。

ジョンスノーさんは最後に、
「日本もこの地も、これから何かが変わっていくと思います。幸運を祈ります。グッドラック」
と言って握手をされました。

意識の面でも、常滑は本当に世界に開かれた都市にならなければなりません。何より、市民意識が変わらなければならない時期にきていると思います。

会はとても大勢の参加があり、活発な意見が取り交わされました。
常滑市民は、きちんとした意見を持ち、いろいろな行政機関に積極的に働きかける必要があるように思われます。

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