掲示板の投書からわかった
        

この疑問が解ければ、バス輸送を回避して仮線方式に戻すことができます。(文章が長いけど絶対読んでね)

 常滑駅以南の空港までの路線は新線となるので、当然高架にしなければなりません。そのため、数年前までの市の計画は、浜田川以南から高架にするために路線を坂上がりにするというものでした。
 ところが、空港アクセス道路が常滑市街地を迂回し、浜田川(通称 ごんじろ川)を通る形で変更され、その道路は現在掘割式で空港へ至るという計画になっています。(掘割式は実は大変な問題を含んでいるようですが…)
 すると、空港アクセス道路を掘割式にしたためにアクセス道路に関しては高架にする必要は、現在のところありません(市空港対策室長談)
 市の発表によりますと、「現在の浜田線市道は前島への道になるので高架にする必要がある。」ということで、多屋駅あたりまで高架を伸ばすことが検討されました。(多屋駅までの高架化に対しても問題があるのですが)
 ところが、ある議員から「多屋駅まで高架にするのなら、榎戸4号踏切まで高架にすべきだ。」という提案がなされ、決定してしまったのです。
 この踏切も高架にするということが発生したために、地権者との問題が拡大し、現在バス代行輸送が検討されています。

(多屋駅以北の住民への条件は、3年間仮線に必要な用地を貸してくれ。工事が終了したら、戻ってきてほしい。用地買収する予算はない。借地方式」というものです。掲示板投書をもとに調べたら、事実でした。これでは用地買収反対の声が上がるのはあたりまえと思いますがいかがなものでしょうか)
 浜田川または多屋までの高架化ならば、アクセス道路にとって問題はなく、地権者の問題が縮小されるはずです。

 ここに大きくておかしな疑問と矛盾を感じています。
   1.この榎戸4号踏切は、交通量が非常に少ない小さな踏切です。
     (関心のある方は現地を見られることをお勧めします)
     (軽自動車がやっと通れるだけ、下の写真参照)
     この踏切のために榎戸駅までの長い間を高架にする必要があるのでしょうか?

   2.この4号踏切高架化は地元の悲願だと議員が言ったのですが、
     近隣の住民(地権者とは限りません)からアンケートを取ったところ、
     4号踏切の高架化に対してなんと71%が反対をしているのです。(賛成13% その他16%)
     高架を榎戸まで延長する必要などどこにもないのです。
       【調査期間H12.2.12〜26 空港アクセス対策の会による】

『縦断イメージ図』 12.8.11 常滑中学校 「臨時評議委員会」にて常滑市役所より提供された資料


  これが問題の榎戸4号踏切です。
                  H12.8.15撮影

 このような状況の中で、なぜ榎戸4号踏切にこだわるのでしょうか?

工事に詳しくない一般の市民でさえおかしいと感じるこの問題をどう説明つけたらいいのでしょうか?




上記のことから榎戸駅までのバス代行問題の解決は、単純です。
    高架化事業を多屋駅か浜田川以南から始めると計画すれば、どうでしょうか。  
    (地権者の問題も縮小されるし、費用も工事期間も少なくてすみます)
    市の言い分は、
    「決定事項は変えられない、時間的に無理だ、高架化は今なら費用をかけなくて済む」
    を繰り返すでしょうが、要は変更できないという言い訳を繰り返しているようにしか見えません。
    常滑の市民は、市の行政に対して言いたいことがあっても、なかなか口を開きません。
    しかしバス代行に対して、かなりの反対意見がありそうです。
    けれども、反対の気持ちだけではだめです。具体的なバス代行反対の声を上げなければ、
    賛成とみなされてしまうのがいままでの常滑市の有り方だったのです。
    皆さんのご意見を掲示板へ求めます。

    また、上記の記事に誤りや反論ががあれば掲示板に記入してください。

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