南三陸町から気仙沼に入りました。 入るとすぐに川があり、5月だというのに桜は満開でした。さすがは東北。それだけ気温が低く桜前線はこんなに違うのです。そして、堤防の堤も桜も自然も、何事もなかったかのよう。 けれども、左側の川にゴミのように見えますが、車や家の壊れた残骸です。
左の奥に見えるのが気仙沼の駅です。車の残骸が赤錆が出ていますが、これはここで震災による火事が起きたからです。左のマンションが焼け焦げていますが、錆びたガスボンベがいくつも並んでいたので、それに引火して爆発炎上したのでしょう。周りには人は一人もいません。
家が完全に傾いているのが悲惨さを強調しているようです。
信号機に電気がついていないのがわかると思います。ここから先は、まさにゴーストタウン。 壊れている家もあるし、残っている家もありましたが、電気がないため、夜になると真っ暗です。 町中、いたるところ信号が止まっていて、交差点は、最徐行で通行します。
港から町の中へ入ったところです。坂の上に商店が残り、そこへ買い物に行った住人の方です。買い物袋をさげ、家に食料を運んでいます。
町中を歩くと、ほとんどこのような風景です。だた、最低限のインフラとして、車が走る道路については、きれいに片付けられていました。 気仙沼市の役所へ行ってボランティア登録をしようとしたのですが、ゴールデンウィークはお断りしますとのことでした。 町の商店の方々は、掃除でもいいから手伝ってもらえるならばというような感じでしたが・・・
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