土に埋める

2001/4/22
  土の中の微生物パワー
         
伊藤さんの畑の堆肥土つくり第1次発酵場(写真左)第2次発酵場(写真右)を見学

 畳1帖分ぐらいか?
 微生物を紫外線から守るビニールシートの中土は
・乾いてサラサラの細かい粒の土
・なんとなく懐かしく優しい気持ちになる匂い
・触ると温かい
 いずれも、好気性の微生物が活発に働いている証拠
 例えば、野菜くずを入れると発酵熱であっという間に水分がとんでしまうそうだ。
また、微生物が活性化していると鳥の手羽元の骨なら6ヶ月くらいで、ちょっと力を入れるとポロポロとくずれてしまうほどになる。!!
 堆肥化にかかる日数は夏〜冬場で異なり3〜7日。
 伊藤さんの畑から生ゴミ入れ1杯分の土をもらい、これをタネ土にして
とこなめ「DASHむら」「みんなの畑」の生ゴミ堆肥場を作った。初めての場合は種土をもらう方法をオススメします。
 いつでも声をかけてください。

  


2001/4/27  さっそくおでまし、「○○虫  VS 「アスパ」
4/22 畑の片隅にスコップを入れ、さっそく生ゴミ処理場を作った。

1.土を掘るのではなく、排水をよくし、乾燥させるために、盛り上げる。
※後日伊藤さんのアドバイスで、もう少し端のもっと水はけのよい場所にかえた。
2.好気性微生物が増えるまではできるだけこまめに土を混ぜる。

3.紫外線を避けるためビニールシートをかぶせておく。ここのやりかたはちょっと風通しが悪い。

※柱を立てて四隅を止め、開閉ができる方法がベスト

早速、初めて一家4人分・1週間分くらいの生ゴミ+おまけのたけのこの皮を混ぜ込んで帰った。

4/27
 ビニールシートをめくってビックリげっそり。多分「ウワ〜ッ!!」 最悪の事態がおこってしまっており、人には見せたくないようなおぞましい光景だったはず。で、写真はなし。

「それがさ〜、えらいことになっとるんだわ、どうしよう。思えば、ちょっと土のかぶせ方が少なかったかなぁ…」「多分たけのこの皮が余分だったんだよ…」
 「日曜日に、伊藤さんに相談にのってもらうとして、とりあえずアスパをできるだけたくさんもらって来てくれ。」

でも、常滑市での無料配布は1人1回2袋までで、品質管理上一度にたくさん配布しないそうです。
それだけの量のアスパを入念に混ぜ込み、丸1日直射日光に当て、夕方また今まで以上にしっかり土の中に埋めこみシートをかけておいた。


4/28 翌日おそるおそるシートをめくると、○○虫の姿は全く見あたらず。やった!!
その後、続けてもう2袋アスパ投入、生ゴミの堆肥化は1週間でとはいかないが10日くらいで完了。無事6月を迎えた。

1.アスパは常滑市内の公民館(中央公民館を除く)と市役所でもらえる(無料)。
武豊町でもボランティアグループがつくり、配布している。
2.アスパもボカシも化学物質ではなく有効微生物群(EM菌)やモミ殻などで作られている。

※おまけ、常滑市のアスパは梶間授産所で作られている。

蛇足ながらもう一言、「みんなの畑」に毎日埋めにいくことはできないので、毎日でる生ゴミは水分をきり、アスパを軽く一振りしてためておき、1週間に1度に埋めに行くことにした。アスパが酸化を抑えてくれるため悪臭が出ず、虫がつきにくい。
※実験的にも、確かに○○虫が逃げ出すことを確認した