常滑で、無農薬田んぼで米をつくっている野田さん。

単純な無農薬で田を作っている、ただの人では、ありませんでした。




一見、普通の田んぼ

でも、ちょっと他の田んぼと稲の色が濃い。

そして、なんとなく不ぞろい。

でも、この不ぞろい 大きな大きな


秘密があったのです!

ここでは、何と40種類以上もの米を栽培し、

どんな条件でうまくできるか研究しながら、

健康的 おいしいお米作りを追求していたのです。





ここも、段になって色が違うでしょ?




近づいて見ると…



おや?

おや!

おや!



稲の穂に花が咲いている!


稲の穂に花が咲くのはほんの1〜2時間程度

しかし、ここでは、40種類もの稲があるので、

次々と時間差攻撃の花が咲く。

楽しいですよね。


   

すすきのように稲が立っていますが、


これは長粒種のタイ米です。


   

これも、雑草ではありません。立派な特別種の稲です。

野田さん自身が品種改良した稲もあるそうです




  

いろんな種類の稲がいっぱいだということが、よくわかるでしょ。



どんな稲からどんな米が取れて、どんな味がするのか、食べて見たいと思いませんか?




稲の下を見てみました。

  
驚いたことに、雑草だらけ。

こlれは、伊藤さんの農園と同じ考え方です。草も共生共存。

よほど悪い草でなければ、草に栄養を取られて生育が悪くなるということはない。

しかも、稲作を始めて9年間、田起こしをして、水を張って田植え、という作業をしていないそうです。

古い刈り株をそのまま残し、翌年は古株と古株の間に植えるという田植えが野田さん流

近くにある野田さんの畑も伊藤さんの畑と同じ、田んぼも同じような考え方

大きな声じゃ言えないけど、「野田さんの田んぼは究極の手抜き農法だよ」


これは、ぜったい農業の考え方を変えなければならない!




  
これは、黒米です。穂を開けて見ると米が黒かったです。
地球村の会合「10月のMM」で、陰陽料理に使わせていただきました。


この田んぼのもう一つの特徴

それは、生き物が多いということです。

田んぼの中に、カエルやバッタなど、生き物がいっぱいでした。

人間の欲だけでなく、

命の共生の中でできた食べ物が

一番おいしそうだとは思いませんか?




  

野田さんの田んぼで取れた米を活用した

陰陽調和料理です。

おにぎりの中の小豆のように見えるのが、

黒米です。

黒米は、もち米の一種で、とてもとても
おいしかったです。


これは、野田さんの田んぼからとれた米を元に
米でつくったソーセージです。


肉を使わずに、ソーセージだと言われると、本当にソーセージのように思えるのが不思議です。

おいしかったですよ。珍しいものを食べてみたい人には、たまらないでしょう。





この自然農業見学会をしたときの地球村のメンバーです。



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