春 ・ 秋 野 菜 |
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大浦牛蒡 (オオウラゴボウ) |
■蒔きどき-3月、収穫は11〜1月 ■2004/ 市内在住の中野さんから ■千葉県の伝統野菜。ゴボウの中では最も古い品種で、太短くて中心に空洞があり輪切りにした時、切り口が扁円形になるのが特徴。短系なので掘りやすい ■手元に無くなりましたが、市内でいただけるところがあるのでは? |
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夏 野 菜 | |||
宿儺南瓜 (スクナカボチャ) 2007.10 富士市 舩村様より |
■蒔きどき-4月下旬〜(5/3) ■2003年の12月に岐阜県瑞浪市にある『WEEK END 百姓学校 2002.9.21〜22』を愛知県常滑市の『自然農を楽しむ会』が交流訪問したときの記念に贈られた1個から種を採り、10粒くらいづつに分けてもらったもの。 ■勝手に「ヘチマカボチャ」と呼んでいたら後日、「スオウカボチャ」と教えていただいたが、インターネットで調べても出てこない。後日、「岐阜県丹生川村の特産『宿儺(スクナ)カボチャ』と判明。 ・常滑でも長さが約40センチくらいで、色もよく、味は美味しく大好評のものができたとのこと。 ・静岡のF様より栽培のポイントなど⇒宿儺(すくな)カボチャの元肥は、牛糞+堆肥で、土の改良剤として「籾殻+米ぬか」。苗の植付けのさいに、少量の化成肥料を根元に土に混ぜる。実が成り始めたら、根元の周りの土に有機質配合肥料(油粕+魚粉などが含まれた)物を混ぜてやると、甘味が増し味が良くなる。他の野菜でも同様です。試して見て下さい、との情報あり。 ■百姓学校由来のものは無くなりましたが、市内で買ったものから種を採取 |
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明日葉 (アシタバ) |
■蒔きどき-3月中〜下旬 ■市内在住の野田さんから。 ■明日葉とも書き 今日、葉を摘んでも明日にはまた葉が生えてくるほど生命力が強い。江戸時代、八丈島に流刑された罪人たちが海岸の野生アシタバを食べたのが始まりと伝えられている。したがって水はけのよいところ、砂地を好む ⇒ 効能は見て見て掲示板へ ■種はペラペラの麦のよう。発芽させるのはやや難しいとのこと。 ■野田さんより 5/3 今朝アシタバが発芽しているのを見つけました。 4月3日に蒔いたので発芽までに1ヶ月もかかったことになります。 適当に蒔きましたが全滅ではなかったようです。 でもこんなに時間がかかるなんてどういうことなのかよくわかりません。ひょっとしたら今から蒔いても発芽するかもしれませんね。 ■苗で継続栽培中 |
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サンド豆 (インゲンともいう 三度収穫ができるから?) |
■蒔きどき-5/5 ■04/12/24 自然農の川口先生から田中さんへ、それを2さや分けていただきました。 ■買ったつるなしインゲンの葉っぱとそっくりで??状態でした。そのうちツルが伸びてきました。ネットで調べてみると、「サヤインゲンのこと」という注がありました。とてもきれいなやがたくさんとれ、美味しくいただきました。うっかりしていて、食べすぎてしまいました。9月の初め頃からまた花が咲き、さやになってきました。 ■お勧めです。 |
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不断草 スイスチャード |
■蒔きどき-5月、9月。種は、播く前に1昼夜水につけておくと発芽がそろう。 ■05/04/17 市内在住の斉田さんから ■その名のとおり一年中青々、赤々(芯の色は5色とも7色とも)しています。昨年の台風の影響で葉物が高かったときなど、いざというときには助かる野菜です。 ■生のまま刻んでサラダにしてよし、ほうれん草のようにおひたしにしてよし。 ■06/たくさんあります。 ■無くなりました。 |
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干瓢(カンピョウ) |
■蒔きどき-? ■05/01/03 市内在住の松岡さんから ■加工が大変そうなので、声をかけた人は皆躊躇。私自身も蒔き時を調べることもせずにそのままにしています。 ■これだけあります。 ■無くなりました。 |
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苦瓜(ニガウリ) ゴーヤ(ー) |
■蒔きどき-5月初旬 ■04/09/ 昨年完熟した実から採取 ■このちょっと癖のある味にはまると大変です。1年目はせっかくいただいても美味しく食べられませんでしたが、昨年はこれができると輪切りにして天ぷらにして美味しくいただきました。今年はゴーヤチャンプルーでも食べられるようになりました。 |
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胡瓜(キュウリ) |
■蒔きどき-4月〜8月 ■04/09/ 市内在住の中野さんからいただいた苗から ■四葉(スウヨウ)ではなく白、短系でした。 ■2005.8の種が採れました。 ■絶えました。 |
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万願寺唐辛子 (マンガンジトウガラシ) |
■蒔きどき- ■04/09/ 市内在住の中野さんからいただいた苗から採取 ■京都府舞鶴万願寺地区で栽培されていて「伝統野菜に準ずる」という扱いを受けている品種 ■全く辛くない品種で、10cmを越える大きさになり肉厚大型品種です。そんなこととはつゆ知らず、生育がうまくいかなかったという中野さんに差し上げたところ「自然農では大きくなりませんか?」と言われてしまいました。実は辛くなっては大変と半分ぐらい(5センチくらい)の大きさで収穫していたのです。 ■絶えました。 |
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アズキササゲ |
■蒔きどき-5月初旬〜下旬 ■03/10/ 市内在住の加藤さんから ■加藤さんも2年前九州の友だちからもらったという。つるがぐんぐん伸びていくので草抑えにぴったりでは?作りやすくて、アズキに比べ格段の収量がある。 ■若い柔らかそうなサヤを塩茹でして十六ササゲのように食べてみたが青臭くて美味しくなかった。ネットで調べると、大納言アズキより大粒で皮が硬いので関東の武家社会では「腹が切れない」と重用したという。自然農を楽しむ会の総会で赤飯のおにぎりを試食後、載り面の草抑えに植えてもらうことになった。 餡にしても美味。2007年2月の「自然農を楽しむ会(レシピなども)」収穫祭で試食会をした。 ■お勧めです。 |
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モロヘイヤ |
■蒔きどき-5月初旬 ■04/09/ 市内在住の中野さんからいただいた苗から採取 ■この小さな緑色の種、何だと思いますか? ■発芽させるのはむずかしいとのことですが、たくさん芽がでました。しかし、土が悪いのかあまり大きくなってきません。 |
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大オクラ (オオオクラ) |
■蒔きどき-5月下旬〜6月上旬(通常オクラより遅め) ■2001/05 市内在住の藤井さんから。 ■標準のオクラはWeekEndファーマーには向かない。あっという間に大きくなり硬くなってしまうのである。でも、このオオオクラなら週1回の畑仕事でもなんとか軟らかいうちに収穫でき、しかも通常オクラの2倍くらいの大きさになる。触って柔らかいもの、約12センチくらいでも大丈夫。ネットで調べると、「マレーシアのカレーに、日本で見るオクラに比べて倍以上はあるオオオクラも煮込まれていた。」という記録がある。 ■2005.9の種がたくさん採れました。 ■お勧めです。 |
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丸オクラ (マルオクラ) |
■蒔きどき-5月下旬〜6月上旬 ■2005/04 市内在住の杉江さんを介して ■種用は長さ25cm(オオオクラより細長い)。アフリカ原産で夏が旬。普通のオクラは五角形なのに対し沖縄のものは角が無く丸みを帯びてその形から丸オクラ、レディースフィンガーとも呼ばれる。この美しい姿!皮目のこりこり感と中のねっとり感が美味しい。 ■お勧めです。 |
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小豆 (アズキ) |
■蒔きどき-6月初旬 ■2004/10 食用に買ったものを蒔いたものから採取 ■一畝分(20粒位)だけまいてみました。初めて蒔いた種が育ち、黄色い花をつけ、やっと実を結び、虫に狙われることもなくきれいに完熟したものから採取していきました。それが、全部で小さな海苔の佃煮の瓶に一杯ぶんくらい。DASH村の仲間とぜんざいにして食べるには少なすぎる、と逡巡している間になにやら黒い影が蠢きます!!いつのまにか小さな虫が育っていました。ガックリ ■ソラマメの種はこの虫に食われても発芽すると聞いたことがあります。こうなったら蒔くしかありません。 |
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冬瓜 (トウガン) |
■生ごみを生め戻している自然農の畑だと、白い粉をふく在来種、緑で産毛のある新種とも結構一人ばえで収穫できます。 | ||
冬 ・ 春 野 菜 |
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下仁田葱 (シモニタネギ) |
■蒔きどき-10月 ■04/09/ 市内在住の伊藤さんから ■この小さな種、何だと思いますか? ■お鍋に欠かせないものです。 ■下仁田という品種です。 ■そろそろ蒔かなくては。 ■無くなりました。 |
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エシャロット | ■定植どき-9〜10月頃、収穫は6月 ■03/09/ 名古屋在住の岩上さんから ■岩上さんもお友だちからもらって初めて植えたのでどんなものかよくわからなかったそうです。 ■ネットで調べたら2種類あったので、楽しみに待っていました。 ■いただいたのはラッキョウタイプでした。やや色がついているのは土寄せが足りなかったせい? ■全部掘りあげて食べてしまわないで、一部をじゃまにならないところの土の中に残しておき、10月頃に植えなおします。 ■少し残っています。 |
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ワケギ | ■定植どき-9〜10月頃、 ■03/09/ 市内在住の藤井さんから ■根の部分をできるだけ残して収穫するので、シーズン中2回は食べられます。最後は全部食べてしまわないで、じゃまにならないところに残しておき、10月頃に植えなおします。 ■無くなりました。 |
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ニンニク |
■定植どき-10月頃、 ■04/09/ 市内在住の伊藤さんからのいただきもの ■分球して10月頃に植えます。 ■4月頃にきれいな芽がすっくと伸びてきました。以前にげんごろうさんの畑でニンニクの芽をいただいたことを思い出し、根を痛めないようにそっと抜き取って炒め物にしてみました。鮮度抜群!柔らかくて適度なニンニクの香りがして美味しかったです。 その前の年に食用で買ったものを試しに1球ばらして植えてみたら何と5球のうち2球が分球しない玉ねぎみたいなのになってしまいました。 ■残しておいた2株といただきものの2株を分球して植えます。 ■お勧めです。 ■無くなりました。 |
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実豌豆 (エンドウ) |
■蒔きどき-10月中旬〜11月3日頃 ■2005/6 市内のお店で買ったものから採取 ■2年続けて買ったのですが、今度は自家採取の種を蒔いた。収穫が楽しみ。 ■絶えました。 |
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実豌豆 - 紅 (エンドウ-アカ) |
■蒔きどき-10月中旬〜11月3日頃 ■2005/6 食用にもらったもの、完熟していないのでどうなることやら… ■普通の実エンドウと混ぜて炊き上げると2色のきれいな色が楽しめます。 ■蒔いてみた。収穫が楽しみ。 ■お勧めです。 |
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絹鞘豌豆 (キヌサヤエンドウ) |
■蒔きどき-10月中旬〜11月3日頃 ■実家の祖父が三重長島のエンドウ専門の農家の方から譲り受けたもの。晩生ながら収穫時期が5月〜7月位までと長いので生前母に大事にしてほしいと言っていたという。 ■05/秋に蒔いた。収穫が楽しみ。 ■絶えました。 |
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空豆 (ソラマメ) |
■蒔きどき-10月中旬〜11月3日頃 ■2005/6 市内のお店で買ったものから採取 ■2年続けて買ったのですが、05/自家採取の種を蒔いた。収穫が楽しみ。 ■絶えました。 |
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番外編 イネの種-各種 | |||
面白田んぼの野田さんよりいただけることになりました。 xlsデータをご覧下さい。 |
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■あいちの伝統野菜(愛知県) |
固定種 | 何世代もかけて選抜・淘汰され、遺伝的に安定した品種。 自家採取で増やすことができる。 生育時期、形、大きさなどがそろわないなどの難点がある。 |
在来種 | ある地方で長年栽培され、風土に適応した品種。 群馬の下仁田ネギ、丹波の黒豆など、他の地方ではうまく育ちにくいものもある。 |
F1種 | 高収量で耐病性が強く大きさも均一。生育スピードが速い。細胞の密度が粗く、ビタミン、栄養価が低い。 大量生産、大量輸送に向いた性質をもたせるため異なる性質の種を掛け合わせて作った雑種の1世代目。 2世代目は1世代目と同じ特徴を持った作物には育ちにくい。 「雄性不稔」という技術を利用-細胞内に共生するミトコンドリアが変異⇒おしべが退化した不健康な株。 何億株もの中からたった一つだけ見つかった花粉のできない異常な個体を一万一兆と増やして人間が食べている。 ミツバチの失踪と関係があるのでは?(野口勲) |
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