お薦め本の紹介コーナー 　

一冊の本がきっかけで、自分を見つめ直し、
　 生きかたが変わったり悩みを解決できることがあるかもしれません。
　たまには、テレビのスイッチをｏｆｆして　
　自分の心に栄養を与えてみませんか？
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佐々木主浩　　　　　　　　 平井　勉著 旺文社 1.000円＋税 アメリカでイチロー語録を集めたバイブルともいうべき本が出版され「子どもに人生を教える本」として注目を集めているようですが、同じマリナーズにイチローより一年早く所属している元横浜ベイスターズ、「浜の大魔人」こと佐々木主浩の素顔を綴った本です。 今の日本人には夢がないと言われますが、怪我やつらいことを何度も乗越えて頑張っている佐々木の姿に、自分も夢や目標をもって頑張ろうと励まされます。

火垂るの墓 野坂昭如著 徳間書店 1.500円+税 小泉首相の靖国神社参拝問題は日本だけでなく、諸外国にも物議をかもし出しました。 野坂昭如氏の自伝とも言われるこの本は、戦争の悲惨さをアニメ絵本として分かりやすく訴えています。今は、２４時間コンビニが開いていて欲しい物をいつでも入手することができ、まさに飽食の時代であります。でも、ほんの５０数年前にはこんな生活を強いられ、亡くなっていった人もいることを肝に命じておくことは、語り継がれていくべき大切なことだと思います。

さらば、借り物人生　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 吉野敬介著 ＰＨＰ研究所 1.300円＋税 著者は元暴走続特攻隊のトップで３,０００人を従えていたそうです。２０歳の秋に失恋から大学受験を決意して、４ケ月必死に勉強し大学入学を果たします。代々木ゼミナールの採用試験に最高得点で合格し今は人気ＮＯ１講師で夕刊フジの論説委員長でもあります。 この本で著者は今の若者やその父母に檄をとばしています。一見、過激な発言のようにも思いますが、一生懸命な生き様には何か魅かれるものがあります。 「人生で最も輝かしい日は、成功した日ではなく、挫折から立ち直ろうと決心した日だ」なかなか、いい言葉だと思いませんか？

ネコのいない村　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 愛知県教育振興会 650円(税込み） この本はPTA雑誌に連載していたものを一冊の本にまとめたものです。ひばりがさえずり、池や川で泳ぎ、柿の木に登ったり、田んぼのはざの日だまりで遊んでいた時代の愛知の民話や伝説集です。 ＩＴ時代の今でも私達がけっして忘れてはならない自然への恐れや大切さ、動物へのいたわり、人間への戒めが示唆されていると思います。又、話しの舞台の詳細がそれぞれの終わりについていますので、夏休みのこの機会に親子で訪ねてみるのもいい勉強になると思います。

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