大人達が本に親しみ、その感動や素晴らしさを語りかれれば子ども達も本が好きになり
心と言葉が豊かになり、物事を深く考え、無茶な行動はしなくなるのではないでしょうか?

さあ、あなたも一冊の本を手にとってみませんか


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世界がもし100人の村だったら        
池田香代子再話、C.ダクラス・ラミス対訳
マガジンハウス
838円+税
世界中を感動でつつんだ
インターネット民話

この物語はインターネットeメールで世界中に広がっていき、朝日新聞の「天声人語」でも取り上げられた今、話題の本です。オリジナルは環境学者ドネラ・メドウズ氏の「もしも世界が1000人の村だったら」で環境問題に重点が置かれていたようです。メールを転送していくうちに受取った人々が自分の思いを少しずつ盛りこんでいって、富の偏重に重点が変わってしまったようです。世界を100人に縮めるとわかりやすく世界が見えてきます。わたし達がいかに恵まれた状況にいるのかが理解できます。去年の9月11日以降、このメールは伝達のスピードに拍車がかかったそうですが、誰もが現状に不安や疑問を感じているからでしょう。世界の皆が公平に幸せに暮らせるためにはどうしたらよいのでしょうか?この本はわたし達に課題を投げかけています。そして、愛することの大切さを教えてくれています。
蘇る未来
比嘉照夫著
サンマーク出版
1700円+税
北朝鮮を救ったEM菌
著者は有用微生物群(EM菌)の発見者、培養の研究をしてきた人です。EM菌は学者の間で認める人と反発している人がいます。しかし、現実に効果があるために、それを活用している人はどんどんと増えつつあるようです。効果があった事例を知ってもらおうと著者が著した本がこの本です。
以前、食料危機が叫ばれた北朝鮮ですが、今はあまり聞きません。政治とは別に人道的見地からEM菌での協力をして、1992年以前の状況にもどし、食糧危機を脱したのです。さらに、驚くべきこととして環境問題で話題のダイオキシンやPCBの分解においても有用だという事例も挙げています。その他、瀬戸内海の水質浄化による魚群の増加、良質ののりやトリガイの発生で漁業が蘇ったこと、日本より海外でEM菌が認められ、活用されつつあることが紹介されています。未来をより住みやすい環境に変えるためにEM菌の力を活用することは、一つの有力な方法となりうるかもしれません。
eメールの達人になる                           
村上龍著
集英社新書
660円+税
       eメールに役立つ実例が満載
推薦本として紹介していただいた本です。ありがとうございました。
「もし世界が100人の村だったら」がeメールで世界に広がったことは先に紹介しましたが、今やeメールはビジネス、プライベートを問わず必須のコミュニケーションツールです。しかし、手紙とはまったく性格の異なるはずのeメールの使い方をきちんと理解している人は意外に少ないのではないでしょうか?著者の村上龍氏は「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を受賞、25年間にわたって数々の小説を出版し、テレビにもよく出演していますが、実はインターネット草創期からeメールを駆使し、今では金融、経済をメインテーマに据えたJMMというメールマガジンを主宰する、言わばeメールの達人だったのです。この本では村上氏の送信メール、受信メールを例として挙げながら、誰にでも応用できる便利な表現やちょっとした工夫を教えてくれます。いかにして、簡潔で正確なメールを書き、楽しむのか、そのヒントも示してくれます。坂本龍一、渡辺真理さんらの有名人とのメールのやりとりの実例も興味深かったです。
せかいいちうつくしいぼくの村                                           
小林豊著
ポプラ社
1200円+税
      新聞、テレビで紹介された注目の本
この絵本はアジアの真中にあり、かってはシルクロードの中継点として栄えていたアフガニスタンの物語です。アフガニスタンは雨はめったに降りませんが、草花が咲き乱れ、果物がたわわに実る美しい自然がいっぱいの国だったのです。人々は家畜を追い、畑を耕して暮らしていましたが、1980年頃から内戦が始まり、現在は皆さんがよく知っている通りの惨状です。著者は内戦が始まって10年目の夏にアフガニスタンを旅しましたが、人々は明るく力強く生きていて旅人の著者をあたたかく迎えてくれました。その時、訪ねた村がこの本のモデルです。アフガニスタンに早く平和が訪れ、もう一度せかいいちうつくしい村になってほしい、そんな思いがこめられた絵本です。今年4月から新しくなる小学4年生の国語の教科書にも載るそうです。画家である著者の絵もとても美しく、明るい未来を信じたい気持ちになれます。

ボケ予防十カ条

 今年初詣へ野間大坊へ行き、お守りと父のためにボケ除なるものを買ったところ、 中にボケ予防十カ条のプリントが入っておりました。友人に話すとわたしにも教えてという声がしきり・・・。
                そこで、新年のお年玉企画として皆さんにご紹介します。


 一、いざ外へ   
歩くことは足腰を鍛え、血液循環がよくなる。まず家から外へ出ること。家でボケッとしているとストレスもたまりボケてしまう。

 ニ、目的をもち何かに挑戦
趣味をもち何かを作りつづけること。

 三、家の中でも身体をいとわない。
布団の上げ下げ、掃除、冷たい水での食器洗いなどは自律神経を鍛える。その他、青竹踏み、軽い体操なども良い。

 四、指を動かせ
指を動かすことは脳を刺激する。

 五、大声、大笑いを
気分転換に大きな声で歌、詩吟に興じる。心をリラックスさせるには笑いが大切。

 六、高血圧の監視
薄味に慣らすのが一番、高齢になると塩味に鈍感になる人が多い。できるだけ四十〜五十歳代から「うす味作戦」を。

 七、牛乳、魚、そして肉、玉子
カルシウムやたんぱく源の補給により骨折を防ぐ。くれぐれも栄養のバランスを考えて。

 八、他の病気を減らす
脳に悪影響を与える体の病気を減らすこともボケ対策には有力だ。心臓が弱ければ脳への血液不足にもなる。肺が弱いと
酸素の供給不足にもなる。甲状腺機能障害、肝臓機能障害も手をうっておきたい。

 九、タバコやめ、酒控えめ
動脈硬化を促進させるタバコは禁煙をめざす。酒は適量を楽しく飲む。大酒にはアル中によるボケが待っている。

 十、感謝の心を忘れず
頑固、自己中心的な人がボケやすい。いつもお蔭様で生かされているのた゜ということを忘れずに日々を送る。

  現在、ご高齢の方はもとより、四、五十代の方も今のうちから心がけて素敵な老後を過ごせるよう
                   この一年、頑張りましょう!!

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※半田図書館蔵書
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