大人達が本に親しみ、その感動や素晴らしさを語りかれれば子ども達も本が好きになり
心と言葉が豊かになり、物事を深く考え、無茶な行動はしなくなるのではないでしょうか?
さあ、あなたも一冊の本を手にとってみませんか
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日本村100人の仲間たち
本当の日本の姿 前回「世界がもし100人の村だったら」をおすすめ本として紹介しました。この本は2匹目のドジョウをねらったものだと思われがちですが、日本の現状を子どもでも理解できるとてもいい本なのです。まるでブラックユーモア?とも思えますが、統計データで読み解いた本当の日本の姿なのです。著者の吉田氏の本業は童話作家で子どもたちの「明日」を見つける仕事なのですが、大人社会の縮図である今の日本の子どもたちに、明るい未来を見つけられないと嘆いているのです。インドやタイのように貧しい国の子どもたちの方が、はじけるような笑顔とともに生きていると感じています。 幸せの分量をはかる方法について日本人は「お金」というモノサシしかもっていませんが、ほかにもたくさんのモノサシがあることにそろそろ気付かないといけない・・・。この本には、そんなメッセージがこめられています。 家族で読んで一家団欒のひとときに、話し合ってみるべき本だと思います。 |
声に出して読みたい日本語
この本は歴史的な名文の数々を暗誦もしくは朗誦をすることをねらいとして出版されたものです。企業の社員教育にも用いられ、去年から売れつづけている本です。 難しい内容のものばかりでなく、早口言葉の「生麦生米生卵」や落語の「寿限無(じゅげむ)」など、小中学校の時にクラスで流行したテンポのよいものもあります。第一章の始めから順順ではなく、自分の興味が湧くものをピックアップして、それを何度も声に出して味わえばよいのです。そのリズムやテンポのよさが身体に染みこんで、身体に活力を与え、心の力につながってくるのです。 現在、小学校の国語の教科書は、意味を優先させるあまりに、簡単なものしか載せなくなり、名文を暗誦したり朗誦したりする比重は低くなっているようです。しかし、著者は日本語の感性を養うという観点からみれば、暗誦に優るものはないと述べています。モーツアルトを聞くことで音楽の質を感じ取る感性が養われるように、最高の日本語に出会う必要があると説いているのです。 さあ、あなたも生涯の宝物になる日本語の暗誦や朗誦を始めてみませんか? |
地球大予測U オーケストラ指揮法
地球環境の啓蒙、啓発のネットワークである「地球村」をご存じですか?著者の高木氏は「地球村」の主宰者で現在、講演活動で日本中を駆け回って多忙な日々を送っているそうです。 松下電器の社員であった著者が大変な交通事故から立ち直ったことをきっかけに生きかたが変わり、どうして地球村を立ち上げることになったかが、この本には書かれています。とりわけ、オーケストラと合唱団の指揮者であった彼の指導の変化は、わかりやすく納得できるものがありました。 :人は命令によって動くものではない。 :人は自らの気付きによって動く :あなたが変われば少しずつまわりが 変わり、世界が変わる。 多くの人に囲まれて生きている人間は皆一人一人がオーケストラの指揮者なのです。素晴らしい指揮者になれば幸せな人生を送ることができるのです。そして、地球を守るためにまずは、自分のできることから始めてみませんか? |
償い
おすすめ本ではなく、おすすめCDです。 先日、東京地裁の山室恵裁判長が、東急田園都市線三軒茶屋駅で昨年4月に起きた傷害致死事件で実刑判決を受けた少年2人に、この歌詞を読むことをすすめたことが話題になりました。 この「償い」は、交通事故で男性を死亡させた若者が遺族に仕送りを続け、7年目に「あなたの優しい気持ちはよくわかりました」という手紙を受け取る感動的な内容のものです。山室裁判長は言葉で100回謝るよりも行動で示さないと相手に誠意は伝わらないことを少年達に教えたかったようです。 残念ながら著作権の関係上、ここにその歌詞を掲載することはできませんが、 http://www.teichiku.co.jp/artist/sada にアクセスすれば、この「償い」の一部を試聴することができます。 (ただし試聴にはリアルプレーヤーが必要です。) |
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過去のお薦め本 | ||||
1.2月 | 世界がもし100人の村だったら | 蘇る未来 | eメールの達人になる | せかいいちうつくしいぼくの村 |
11.12月 | 歴史街道 12月号 | プロジェクトX リーダーたちの言葉 | レイチェル・カーソン | 中学生 高校生がキレない家庭 |
9・10月 | ハリー・ポッター裏話 | パパラギ | 金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと | みるみる字が上手くなる本 |
8月 | 佐々木主浩 | 火垂るの墓 | さらば、借り物人生 | ネコのいない村 |
7月 | 学校の怪談 4 | 読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー | 源氏物語が面白いほどわかる本 | さだまさし 話のアルバム |
6月 | 亀甲鶴、青春(上、中、下) ※半田図書館蔵書 |
浪費が止まる ドイツ節約生活の楽しみ | 父と息子 イチローと私の21年 | キレない子に育てる食事メニュー |
2001/ 4・5月 |
チーズはどこへ消えた? | つながれいのち 賢治の学校 | 「ノー」をいえる子どもに | 風の谷のナウシカ |
生きることばあなたへ | からだのひみつ | 清川妙のすてきに年を重ねたい | お母さんお疲れさま | |
ビデオライブラリー | ||||
3 | 林さんの「新 いるかの手紙」 | 13.11.11 林さん制作 | ||
2 | 林さんの「海からの便り」※内容、変更しました | 林さん制作 | ||
1 | 林さんの活動報告「ビンボー学者と巨大プロジェクト」 | 13.3.18 中京テレビより |