びっくり!!（2001/8/20）	夏休み終了（2001/9/5）

村民一同、どうにか夏の暑さを乗り切り、今後は秋から冬の収穫を目指して
頑張っています。少しずつですが、”みんなの畑”もより畑らしくなってきました。

９月某日秋晴れの下、新しい作物を植えるため村民たちは集まった。まずは、毎度の事ながら畝作りから始まったが、相変わらずの根っこ除去作業。それでも、最近は手慣れたせいか作業が早くなった。気がつけば新しい畝が数本出来上がり、誰が見ても”畑”だと分かるような姿になってきた。

キャベツ 苗から植えて、２ヶ月で収穫できる”初心者用のキャベツ”らしいが、キャベツの生長と共に我が物顔でお出ましになった青虫たち。人間対青虫のバトル、栄冠はどっちに・・・。	青虫お食事中 キャー！青虫発見！！ 暑さもやわらぎ涼しいぐらいなんだから、何もそんなに風通し良くしなくても・・・・。キャベツの生長と青虫の成長、規則正しく比例中。	ね　ぎ すっぽり植えれば良いと思っていたねぎの苗。向かいの畑のおじさんが、畝の掘り方・ねぎの植え方丁寧に教えてくださった。「おじさん、あんたをこれから師匠と呼ばせてもらうわよ！」
い　ち　ご たくさん苗を頂き、春の収穫が楽しみなものの、全体にちょっぴり元気が無い。いったい、どういう理由なのだろうか？。応援ならいくらでもするぞ！。 ”頑張れ頑張れ、い･ち･ご！！”	にんじん 種をまく加減が分からず、少々気前が良すぎたらこの状態。とはいうものの、間引きをやりすぎたら、何処かのおじ様の頭髪姿に・・。 う〜ん、誰をモデルにするべきか？	じゃがいも 現在、地中にて種芋が待機中の為、見た目はただの畝だけ。しかし、これがとんだ災難に・・。何も植わってないと勘違いした、物忘れの激しい一部村民の手によって、掘り起こされた事２回。大丈夫か？じゃがいも！

７月某日、いんげんと枝豆を収穫。残念ながらいんげんは不作だったが、枝豆の方は,２種類ともまぁまぁの収穫。確かに、買ってきたものよりは不揃いだったが、初の収穫に一同大喜び！ さっそく「試食だ！試食だ！」とお食事会を催す。

枝豆の運命は・・・・　 　スナフキン邸に到着した枝豆たちは、落ち着く間もなくシャワーを浴びせられた。泥や汚れも落ち、さっぱりしたかと思ったら、次は塩味バッチリ”熱湯温泉”へと強制入浴。やがてザルに上げられ、色よくほてった体を冷やしていると、今度はいきなり食卓へと担ぎ出された。 　「な、なに！？この熱い視線は・・」 不穏な空気を察した枝豆は、身を縮めあたりをうかがうことに。しかし、時すでに遅し。ビール片手に村民たちは、次から次へと手を伸ばしてきた。「あ〜〜」枝豆の声はかき消され、その姿は村民の口の中へと運ばれた。 ”採れたてのものは甘くておいしいね”村民たちからお褒めの言葉を頂いた枝豆は、ビールのつまみになった自分達を誇りに思うのであった。

畑の一角では、生ゴミを利用した堆肥作りが行われているが、夏のある日、その横に黄色の花を 発見。「これって、カボチャじゃない？」とちょっぴり期待した私たち。どうやら生ゴミの中から種がこ ぼれ、自然に芽を出したらしい。

幸せの黄色い花？

か　ぼ　ち　ゃ

メ　ロ　ン

そろそろ食べ頃？

《　９月末までに２個収穫済み　》 いよいよ試食決行！ワクワク・ドキドキ 左の写真は、パックリ二つに割ったところ。どうですか、ご覧のとおり中身は正真正銘メロン。生ゴミのこぼれ種からこんなに立派なものが・・・ウッ・ウー【感激】お皿に盛れば高級メロンの風格が・・・。 さて肝心の味は、甘味も有りこれまた上々！！ あたしゃ思ったよ。「これからは、むやみに種を捨てないこったぁ。メロン・スイカ・かぼちゃに・・・・・・よーし、こうなったら何でも試すぞ。ヒッヒッヒッ！！」

【アロエの日記より】　 　黄色い花を観察する事、数週間。丸い形状に、網目模様の実がなった。 驚いた事にそれは紛れもなくメロン！「カボチャがメロンに化けたのか？」半信半疑で周りを確かめると、なんとまぁカボチャもあるじゃないの。よく見れば、黄色の花が大小２種類、これはもう”棚からぼた餅”の心境だ。 　 　「竹取物語」のおじいさんが、光輝く竹の中からかぐや姫を発見したように、私たちは草むらの中に黄色い花を発見した。きっと、幸運をもたらすカボチャとメロンだ。 そうだ！カボチャといえば、シンデレラの馬車・・・ということは、新車の懸賞応募にでも当選するかな？いや待てよ、ハガキを出した覚えはないなぁ・・・。そうか！「これから応募しなさい」という神様からの暗示かも・・・。 「そうだ！絶対そうに違いない！！そうと決まれば、新車プレゼントを探すぞ〜！」 勝手な妄想は、巨大な夢へと膨らみ、いつしか懸賞雑誌を開いている私であった。

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