エコクッキング

1)買い物
  (1)必要なものを必要なだけ ‐ 残りは小分けして冷凍しよう
  (2)旬の食材を少しでも近いところから
  (3)買い物でもらう紙袋や包装紙、スーパーのレジ袋やトレイも実は有料
     マイバッグを持参して要らないものは断りましょう。
    調味料やなどはビン製品、詰めかえ用のものを選びましょう。


2)調理
  (1)旬の新鮮な食材を
    夏は食べて体を冷やし、冬はイモなどの根菜類を食べて体を暖めるというように、
    ダイエットを気にすることなく肉類や脂肪、乳製品を食べ過ぎないように、
    季節に合わせてシンプルに食べましょう。


  (2)食材を捨てないで全部使い切りましょう
   ・つい安いからといってキャベツやダイコンを1個まるごと買って、使い切れなかったなんてことはありませんか?
   もし、使い切れなかったら保存食や冷凍などで工夫しましょう。
   ・それでもダメなときはネットで新メニューを探しましょう。
   ・また、できるだけ有機無農薬やそれに近いものを手に入れ、大根やニンジンの葉や、ネギの青い部分なども
    工夫して使い切りましょう。
    例:ニンジンの皮は「きんぴら」に、
      :キャベツのしんやネギの青い部分は「ぎょうざ」の具にする。

3)冷蔵庫一掃メニュー
  
・作り過ぎないようにあえて冷蔵庫の片隅に少しずつ残っておくと1食分浮くことになります。
    例:ベーコン、肉、キャベツ、ニンジン、こんにゃくなど、
      ・こうしたものを全部細かく刻んで、スープ、チャーハン、味ご飯、肉味噌、ギョウザなど
  ・また、残りものは上手にリフォームしステキな一品に大変させるようにしましょう。


4)同時進行で省エネ・省タイム
   ・茹でる…パスタと野菜を同時に茹でたり、野菜を茹でた湯を洗いものに利用します。
    味噌こしなどを使ってあらかじめ分けておけば湯で時間がちがっても引き上げることができます。

    一度に茹でて、2回・3回と分けて使います。
    例:ジャガイモを圧力鍋で茹でる…ポテトサラダとコロッケを作る。肉じゃがと温野菜用
   ・グリル…メインの肉や魚を焼いている横に、ホイルに包んだジャガイモを並べて同時に調理。
    加熱時間の違うものは、途中で取り出します。

   ・オーブン…2段のオーブンの上下に別の食材を並べて同時に調理すれば一度に何品もの料理を仕上げられます。    また、オーブンで作る揚げ物は上から油を少しかけるだけなので、ヘルシーで後片付けも簡単です。

   (1)火加減 - 水をふき取り、鍋底からはみださない火加減で。
   (2)湯沸し、電子レンジの活用 - 2リットル(水温20℃)のお湯を沸かすのに、
      コンロで水から沸かすと、ガス代は3.1円。
      給湯器から60℃のお湯をやかんにとって沸かすと2.5円ですみます。
      これは、コンロより湯沸器の方が熱効率が良いからです。

      下ごしらえにお湯をわかすより電子レンジのほうが効率が良いことも多々あります。
   (3)鍋にはふたを有効利用-煮物に落しぶた、
     とうもろこしやじゃがいもなどは、ひたひたの水量でふたをして蒸し煮の感覚で

   (4)鍋に綿帽子カバー、土鍋、圧力鍋、シャトルシェフ(温めた鍋を真空のところに入れて保温するしくみ)
     などを使って保温力を活用
     ストーブがあれば暖房と同時に湯沸しや煮物、焼芋などを楽しめる。

5)保存メニューも手作りで
   ・自分で作ったものは安心です。少量必要な場合やよくある材料ですぐ作れるものは手作りしましょう。
    ドレッシングや寿司酢などから始めましょう。

6)おしゃれエコにこクッキング
   ・ここまで出来た方は一歩進んで、もっとおしゃれにエコ・クッキング。
   ・これからは「エコ」な生活がステイタスに。
   ・ですが、「エコ」に気をとられるあまり、さみしい食卓になってしまってはつまらないですね。
   ・季節の花や葉っぱを飾ったり、誰かと情報交換しながらたまにはテーマのあるエコクッキングを
    されてはどうでしょうか?  
    例:リラックスできるティータイム
      :「夏の暑さに負けない」ホームパーティ。