世間遺産発掘・ミステリーツアー -その2- |
2010/1/17のとある小さな集まりでのこと、
一体どういう話の流れだったのか、
詳しいことがさっぱり思い出せないのだが…。
とにかくこの美浜町にある「美術の森」のことが何か突然、唐突のように?話題となったような…。
Yさん曰く、「とにかく、行ってみなわからんて〜」
「HPは見たよ。確かオープン当初管理人さんからメールも来たよ。
当サイトとリンクのお願いメールもいただいたよ。
だけどその『美術の森』で、何のために何を見せて一体どうしたいの〜??
さっぱりわからんだったんだわ〜
それが、展示品の目玉は確か「兵馬俑(よう)」だったよ〜。
HPは何度か見たけど、開館の目的がさっぱりわからんだったんだわ…で、実際どうだったの??」
Yさん曰く、「とにかく、行ってみなわからんて〜」
その場に「兵馬俑っていうのはね…」と補足できる人は2人もいた。
しかし、それでも一同 ?・? に対し、
Yさんは「とにかく、行ってみてよ〜、すごいんだわ〜」とのこと。
その場に居合わせた7人中、行ったことがあるのは孤立無援のYさん、たった「1人」だったのだ。
すると、翌日そのYさんから「あった〜!」と
少し前に発行された情報誌『知多半島』の「裏観光 その8」のコピー コピー2が届いた。
Yさんが実際に行ったのは10年近くも前のこと。
だがその後、記憶を頼りに家に帰って探すと、気になって保存して取り置いてあった「その記事」が「あった!」という。
その記事の内容は公式サイトとは全く違い、「大変大変興味をそそられる内容」だった。
なるほど、これは公式サイトには載せられない内容かもしれない。
私はそのコピーの1部を家に持ち帰り、しばらく家族で話題にしていた。
すると、数日後、
「その時」は訪れた!
偶然そろったメンバー5人。
美浜にある食事処で食事をし、そこでちょっとだけ「ご存じないですか?」とリサーチ。
はやる胸の高鳴りを抑えつつ、でも、一方で
はたして「大人 入場料 1200円 ×5 に値する所なのか…」
そんな、一抹の不安を小脇にかかえつつもカーナビに電話番号をインプット。
確か、近くに布土小学校があった…
2回は見たことのあるこの看板を確認。
とうとう、この看板にしたがって通過!!
その先に車を進め、いざ、建物に足を踏み入れてみると!!
そこには大変な世界が待っていた。
前日にお電話を入れておいた館長さんからたっぷりお話を聞かせていただいた。
また、私たちの質問にも丁寧に答えていただいた。
Q1 どうして、これらのものを展示して公開することにされたのでしょうか? Q2 どうして、2200年も前にこんなに大きな焼き物が焼けたのでしょうか? Q3 どうして、2200年も前にこんなに精巧な青銅製のものが造れたのでしょうか? Q4 どうして、この兵馬俑がこの地に来ることになったと思いますか? Q5 始皇帝が一番何にこだわり、手に入れたかったものは何だったと思いますか?
…
なるほどっ!!
レプリカだと思いこんでいた私の目から「鱗」がポロリと落ちた瞬間だった。
先の質問の答えに納得でき、公式HPでは伝えられない「館長さんの想い」がわかったような気がした。
そして、別館へ。
最後に
どんなお茶室があるのやら…
わくわくどきどきしながら、趣きある階段をのぼりつめると、
「雰囲気あるギャラリー&お茶室」があり、
ゆかりある方のあたたかいおもてなしで
地元の銘菓とお抹茶をいただくことができた。
(ここはあえて、詳しい写真では紹介しないことにさせていただく。)
初めて見聞きすることがほとんどの、感動いっぱいのうちに2時間がまたたくまに過ぎていた。
「浦島太郎のような」、「秦の時代にタイムスリップしていたような」不思議な感覚が残っていた。
一同、
「ん〜、満足だったぁ」「すごいねぇ〜」「こんなところにこんなものがあるとはなぁ」…
そして、帰宅後、
さらに私の関心事は
「今から2200年も前に名を馳せ、今なお語り継がれている高名な一人の男の本当の生きざま」
に繋がっていった。
情報収集はどうしても、ネットが頼り。
「権力者がなすべきこととは…、人が本当に手に入れるべきものとは…、永遠の命とは…」
私は今日も時間を見つけては、そんなこともちょっとだけ考えてみている。
また、親しい人に会うとついつい口にしてしまう。
「○○さん、美浜にある『美術の森』に行ったこと、ある?」
「秦の始皇帝ってねぇ…、ネットで調べるだけでも面白いねぇ…。(意外に身近な存在だとも思えてくる。)」
後日、平日の夜に無理を承知で緊急会合を持たせていただくと、
私の他にも行ってみた人たちの感想を聞いたYさん曰く、
「ほらぁ、やっぱり行ってみなわからんかったでしょう〜!!( ^)o(^ )
どうやら、1200円で じ・ゅ・う・ぶ・ん 元がとれたみたいだね。 V(^ o ^)V」とのこと。
実際にいってみた一同は
「は〜い!! !(^J^)!」
まだ行っていない人は「ぜひ、誰か誘って行ってみるわ〜」
そして、皆で
「また、ぜひ、梅や桜が満開になる頃に皆で一緒に行こうよっ〜!!」という言葉が自然にでてきて
散会の閉めの言葉となった。
このサイトをご覧頂き、実際に「美術の森」に行かれたあなた様、
ぜひ、あなたの質問と館長さんの回答、あなた様のご感想を当事務局までお知らせください。
最後に、やはり「始皇館の中」ではなく、「始皇館の入口」で
館長さんと一緒に記念写真を撮らせてもらいました。
ありがとうございました。
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