すべて良き書物を読むことは、過去の最もすぐれた人々と
会話をかわすようなものである
。           デカルト
                                 (フランスの哲学者で近世哲学
                                    の父である。 「省察録」のなかで
                                     「我思う。ゆえに我あり」と主張する)          
さあ、あなたも新しい本との出会いをしませんか!                                                           

 ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語
向山淳子+向山貴彦著
幻冬舎
1,300円+税

   



ついに英語が分かります!
 昨年12月に出版されて以来、ずっと売れ続けている話題の英語の学習書です。
著者の向山淳子さんは40年位前に現在のご主人と結婚する目的で渡米し、留学すれば英語ぐらいなんとかなり、アメリカでたやすく生活できると思ったようです。しかし、英語はなかなか上達せず、やはりある程度の知識が必要であることに気付いたのです。
この本は、学校教育で教えられているあのややこしい英文法とは異なっています。一匹のでぶ猫と一緒に遊びながら英語が身につく不思議な本なのです。したがって、文法は可能な限り、シンプル、最小限にまとめてあります。各章の最後にまとめが書いてありますので、まとめを確認しながら、2、3度とゆっくりとマイペースで読んでいけば、かなり英語の力がつくと思います。おそらく、数ヶ月で違いがでてくるはずです。
もう一度、英語を勉強してみようと思う方、現在勉強していてもどうもよくわからないという方に是非おすすめしたい本です。
 頭をよくするちょっとした習慣術
                                            和田秀樹著
                                                祥伝社
                                            1,333円+税
ちょっとした習慣で能力を伸ばす
世の中、年を取ってもいつまでも活発で賢明な人と若くても頭が働かない人がいます。わたしのように年々、「頭が悪くなっている。」と感じている方もみえると思います。この違いは生まれついての能力の違いなのでしょうか?
この本は生まれついての能力の差などは微々たるもので「頭がいい、悪い」の差がつくのは「習慣」だと説いています。第一章の「落ち込んだ時こそ必要な習慣術」から第六章の「頭のいい子どもに育てるための習慣術」までどの章も興味深く一気に読めました。
「人生をこんなものだ。」とあきらめてしまうと「感情の老化」が始まり、「感情が老化」すると、新しいことに挑戦する意欲を失い、「無感動」になり、それが「記憶力の低下」「体力の衰え」といった老化現象になるそうです。言いかえれば、人間の脳は自分に対してあきらめない限り、中高年になっても限りない可能性と能力を秘めているということなのです。「勉強」と言われると身構えてしまいがちですが、この本は「習慣をちょっとだけ変えて頭をよくする技術」を精神科の医師としての著者の理論と経験からわかりやすく解説しています。いつまでも自分の可能性を信じて前向きに人生を送りたいものですね。

      
   

          目からうろこの  
          日頃使っている言葉は、実はこんな意味だったのです

        4月から5月にかけて常滑の各地で山車を引きまわす「いなせな男」を見かけました。

「いなせな男」    なぜかっこいい?
「イナ」とはボラの幼魚で、この魚は出世魚といわれてオボコからイナ、そしてボラ、トドと名を変えていく。トドは「トドのつまり」でこれが最後の名前になるが、イナはその中で出世のトバぐちに当る。そのイナの背びれのような頭の髷(まげ)を「いなせ髷」と呼んだ。だから、「いなせ」とは単にかっこうがいいだけでなく、将来有望な若者のことだ。
               

「お転婆」?と思われる女性も見かけましたよね。
「お転婆」       どんなおばさん?                             輸送手段として、馬がもっとも重宝されていたころ、天馬≠ニいう官公専用の馬がいた。情報を伝達する郵政の役目を受け持つ馬で、若くてピンピン、多少、荒れ馬だったが、大いに役だったという。
この伝馬≠ノ転婆≠フ字があてられ、若くて元気はつらつ、多少はねっ返りの娘のことを、「お転婆」と言うようになった説がある。伝馬≠ネらば男に対して使ってもよさそうだし、何も婆≠フ字に当てなくても、と思うのだが、あくまでも娘に対する専用語である。            

                                   「常識として知っておきたい日本語」 幻冬舎より

                    あなたの解釈や使い方は正しかったでしょうか?               


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※半田図書館蔵書
浪費が止まる ドイツ節約生活の楽しみ 父と息子 イチローと私の21年  キレない子に育てる食事メニュー
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生きることばあなたへ からだのひみつ 清川妙のすてきに年を重ねたい お母さんお疲れさま
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3 林さんの「新 いるかの手紙」 13.11.11 林さん制作
2 林さんの「海からの便り」※内容、変更しました 林さん制作
1 林さんの活動報告「ビンボー学者と巨大プロジェクト」 13.3.18 中京テレビより